コンニチハ! ハロー、皆! ビリー・シーンだ。ここはビルボードライブのバックステージで、今晩ナイアシンのショーをやることになっているんだ。2つのショーを撮影する予定でDVDも撮るよ。楽しみだ。僕は今ベースのウォーミングアップをしているところなんだ。ナイアシンで演奏するリックには超難しいのが幾つかあるので、ここで君たちにスローバージョンをやってみせたいと思う。それを練習してレコードに合わせてプレイしてみて欲しいね。
 まずはナイアシンの新譜から「エレクトロ・シティ」という曲のものだ。ブレイクダウンしてパートに移って、こういうふうになる。(プレイし始めるが間違える)おっと、ごめん。(Play)もっとゆっくりやってみよう。(Play)おっと、ごめん。(Play)このラインなんだけど本当に複雑なんだ。こういうふうに…(Play)ごめん、(指を鳴らして)こんなふうに速いんだよ。セカンドのところでチェンジするんだ。これら2つがね。(Play)こういうふうになって、セカンド・バージョンは(Play)ゆっくりやろう。
 だから特にこの2ラインだね、two of one, two of out で、「エレクトロ・シティ」の中間の部分でやっているんだよ。では、ここで正確に演奏できるかやってみよう。僕はまだ十分にウォームアップが出来ていないけどね。こんな感じだ。(Play)ごめん、1,2,3,4,1…それからこういく…(Play)もう一度。(Play)違うラインだ(Play)そして…(Play)もう一度(Play)そして違うパートになる。それがサード・セクションだ。僕が君たちにやってみせようと思った理由は、これがとても独特なフィンガリング・パターンだからなんだ。凄く入り組んでいるんだよ、これはキーボードで書かれたんだ。そういう理由でフィンガリングがかなり違う。フレットボード、特にベースのそれでは…(Play)こういうのは通常やらないことなんだ。とにかくこれらの音符をこのパートではやっている。
 では、他のもやってみようか。これはナイアシンの新譜のタイトル曲である「クラッシュ」から。超速いラインがあるんだ。あまりに速いので僕自身も最初に練習を始めた時、これは演奏不可能じゃないかと思った程だよ。こういうふうに始まるよ。(Play)ゆっくりやってみるね。おっと、ごめん! (Play)ふう! これは難しいね! これでも実際のスピードの半分くらいの速さだよ。もっとすごくゆっくりやってみようか。(Play)僕がやっているのは…(Play)このプリングオフは余りに速くてピックするのが不可能かも! ってくらいさ。(Play)おっと、ごめん。よし、こんな感じだ…(Play)これでもかなりスローなんだよ。実際のスピードを正確にやるには、ちゃんとウォームアップしていないと出来ないね。(Play)猛烈に速いんだ! だから本当に自分の手が温まっていないとだめだね。そのために僕は、今このバックステージで練習しているんだよ。本番のショーで正確にやれるようにね。
 ここではこのパートの音符をやってみせたいと思っている。もしこれを練習してみようと君が思うなら、最初はとにかくゆっくりやってみたらいい。リターンして音符を把握して、凄くゆっくりやってみるんだ。超ゆっくりやる際には(一度に全部やるのではなく)、パートを細かく少しずつやってみると、何でもやることが出来る。ほとんどのどんなラインもね。それがどんなに速いものであろうが、どんなに複雑であろうが、それを少しずつ細かく分けてやってみて、最終的には合わせて続けてやってみればいいんだ。そうすれば出来るようになる。例え最初は不可能に思えるようなものでもね。だから是非、こういうラインにも挑戦して欲しいね。もし君が親切なことにナイアシンのレコードを聴いてくれたとしたら、今やったようなパートも曲の中では音楽的な意味をもってプレイされていることを分かってもらえると思う。ここでベースだけでやっているのとは違うからね。
 さて、プレイヤー誌で僕のコラムを読んでくれてありがとう! これが何か君のためになっていたら嬉しい。僕がコラムをやっている理由は、僕の仲間であるミュージシャン諸君の役に立ちたいからだ。是非成功をおさめて欲しいし、音楽を演奏して素晴らしい時を過ごしてもらいたいと願っている。それにほんの少しでも僕が貢献出来たら嬉しいね。まあ、そういうことだよ! ビリー・シーンが、ここビルボードライブ・トーキョーからお送りしました。この後、僕はUSAに戻り、ワイナリー・ドッグスとモンスターズ・オブ・ロック・ツアーに出るだろう。そして今年の終わりにはMR.BIGのレコードの制作に入り、MR.BIGのツアーをやることになるね。今年のほとんどはワイナリー・ドッグスのツアーをやっているけど、MR.BIGの活動も控えているので、また来日して皆に会えると思うよ。それが諸君にとってグッドニュースであればいいな。そして(MR.BIGで来日の際には)是非僕らに会いに来て欲しい。OK? じゃあ又ね!
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