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ピックガードの形、でギターになった!「ピックガード・ギター」

 

 「ボディがない??」かのように見えるこのギターは、ストラトキャスターをモチーフに、ピックガードのアウトライン部分のみにボディがあるユニークなギターである。

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 このギターの製造/販売元は(株)イー・エス・ピー。ESPやグラスルーツなどギターブランドの会社である。しかし、このギターはノーブランド扱いで、保証書にもシリアルNoだけで製品名の記載がない。

 それでは記事が書きづらいので、梱包箱に「GR-PGG」と書かれているので、GR-PGGと呼んで記事を進めよう。

 PGGとは、おそらく“ピックガード・ギター”の略称だと思われる。ちょうどストラトのピックガード部分の下にだけボディがあるギターだ。そのためボディの全長が短く、大変軽量であるのが特徴だ。

 

 今回発売されるのは下記の3モデルで、

 

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GR-PGG(BK)はストラトでいうと50年代スタイルのメイプル・ネック、白ピックガードのモデル。ボディカラーはブラック。つまりブラッキーを意識したモデルだ。

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GR-PGG(3TS)は60年代初期スタイルのモデルで、メイプル・ネック、ローズ指版、3トーン・サンバースト。さらに黒ピックガード、白のピックアップ・カバーというデザイン。いわゆるSRVのストラト風のモデル。

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GR-PGG(CAR)は60年代のレアカラーを意識したモデルで、メイプル・ネック、ローズ指版、メタリックのレッド(キャンディ・アップル・レッド)、マッチング・ヘッド、べっ甲柄のピックガード、クリーム色のピックアップ・カバーとノブという仕様だ。

 

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▲GR-PGG(3TS)のサイドからのカット

ボディからトレモロブロックがはみ出して取り付けられている。また、3機種ともピックアップ・セレクターは5wayのものを採用。

 

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▲GR-PGG(3TS)のボディうらのカット

3トーン・サンバーストとは、ボティウラのカラーを指す。ボディ材はアルダーが使われている。

ジャックがボディ裏にあり、斜めに差し込むため、ボディはやや厚めになっている。また、ストラップ・ピンもネック・プレートのネジ部分を使用している。

 

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▲GR-PGG(CAR)のサイドからのカット

 ボディのカラー、ノブなどの色なども、こだわりを感じさせる仕様となっている。

 

※今回は製品の性質上、ピックガード/ピックアップ上のビニールをつけたまま撮影をしました。

 

 価格はオープン・プライスだが、市場予想価格は3万円前後とのこと。ホビー性と可搬性を重視した製品であるが、サウンドの方もパーティでのプレイなど、パフォーマンス重視の演奏であれば問題ないサウンドである。また、ギター全体は小型だが、スケールはごく普通、しかもネックのグリップもごく自然なものなので、演奏者としては、ごく普通に使えるギターだ。

 なお、このモデルは以前スポット生産されたモデルのリバイバル生産である。今回も同様にスポット生産なのでピンと来た人は楽器店に急げ。

 
            

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